階段ブロックを極めようぜ!
.cloud市厚生労働課、設備管理グループの職長クラフト・ボスだ、よろしくな!
好きなコーヒーはカフェオレ、砂糖は多めで頼むぜ。
今日は市長ちゃんにお願いされて仕方なーーく階段ブロックの使い方を俺様が直々伝授する、っていうありがたいコーナーを公開するって訳だ。この記事を読み終わった頃には、アンタの建築物は新しい時代を迎えるって寸法だ、令和だしな!
具体的には階段ブロックを使うってだけだ。そう!この記事は階段ブロックのことしか書かれていない。それだけで建築が見違えちまうんだ。
おっと、アンタその目は信じてないな? わーってるわーってる!誰でも最初はそんな顔をするもんさ、アンタのようにな。ヘッ! いいから聞いていきな、ちょっとコーヒーを飲む時間があればいいのさ。安いもんだろう?
1:配置の基本
これが階段ブロックだ。アンタも使った事くらいはあるだろう。
地面に向かって配置すれば、段が自分の方を向いて置かれる。これが基本にして大事な決まり事だ。この考え方さえ身についていれば、どんな時でも狙った通りの段を作れるということになる。
大事なことだから繰り返すぞ。置く時は段が自分の方を向く。わかったか?
わかったなら次へいこう。
しつこいようだが、これがそのルールを実際に試した状況だ。
置いてある階段の前で、真横を向いて設置すれば、2枚目の写真のように90度向きが変わっているのがわかるだろう。
つまり、階段を狙った位置に置くためには自分がある程度動く必要がある訳だ!
階段ブロックはその名の通り、階段として使われることが多いブロックだ。
単なる土ブロックだとかを段々で配置しても移動はできるが、一歩一歩ジャンプしなけりゃならない。俺様のように普段から足腰を鍛えている奴ならどってこたァーないが、できるなら楽に移動したいよな?
階段ブロックはそのまま歩いて高い位置へ移動できるようになる、という特性を持っている。これが「半ブロック分はジャンプせず進行できる」というルールだ。だから、実は階段ブロックを使わなくても、ハーフブロックを階段状に並べても同じようなことができる。
ハーフブロックで階段を作る場合は、階段ブロックよりも緩やかな傾斜になる。好きな方を使えばいい。
だが、上の写真のように2番目の階段ブロックを設置するのはちょっと問題がある。なぜならMinecraftでは空中を指定することができないからだ。指定できなければ、ブロックを狙った位置に配置できない。これは困ったことになる。
だからまずはこんな風にして、土台となる部分にブロックを置いてやらねばならない。面倒だが、結局は一番確実な方法だ。土ブロックでもいいから、一旦なにかを置いてやろう。
土台のブロックを置いたら、自分が階段を昇る方向に身体を移動させてから階段ブロックを設置するんだ。
上の写真の位置で階段ブロックを置くと、こちらに段が向いてしまう。最初のルールを思い出すんだ。
こんな壁に沿って階段を設置したい場合はもう少し楽になる。
階段ブロックは、他のブロックと同様にして側面にも設置できるからだ。
階段を昇りながら、壁の側面を狙って配置すれば素直に階段ブロックを設置できる。
この時、もし階段ブロックが逆向きに設置されてしまう場合は、また別の原因がある。これは次に説明するから今の所は我慢してくれ。
土台ブロックを置かなくても、壁沿いならこんな建築が可能だ。状況に応じて周囲を利用していこう。
2:特殊な配置
地面にそのまま階段ブロックを置くなら、それほど難しいことはないな。
難しいのは、ブロックの側面に配置する場合だ。さっきの壁沿い建築でうまくいかない場合は、ここに原因がある。詳しくみていこう。
実は、ブロックには「上半分と下半分のそれぞれで判定が違う」というルールが存在する。普通の土ブロックなんかでは、特に役割が変わらないので意識できないが、階段ブロックやハーフブロックのような特殊なブロックには必要なことなんだ。
(※ドア、トラップドアといったものも含まれます)
まず、1枚目の写真のように下半分を狙って階段ブロックを置いてみよう。
なんてことはない、普通に階段ブロックとして設置される。
これは、手前の地面を狙って配置したのと実質的には同じことだな。
では今度は2枚目の写真のように「上半分」を狙って階段ブロックを置いてみよう。
このように逆向きの階段ブロックが配置されるはずだ。
いずれにせよ段は自分の方を向いているのは忘れないでほしい。あくまでも上下が逆になるんだ。これが「上半分を狙うか、下半分を狙うかの違い」となる。
これまでは地面(ブロック上面)や側面に配置した場合を見てきた。上面なら通常通り、側面の場合は上半分か下半分か。では、上の写真のように下面へ階段ブロックを配置した場合はどうなるだろうか?
結論としては常に逆向きの階段ブロックとなる。
もし、逆向きにしたくない場合は側面にあるブロックを利用して、その下半分を狙って配置しよう。あくまでも、どの面を狙って配置したか(そして自分がどちらを向いているか)で、階段ブロックの向きが変わってくるんだ。
3:段の連結
階段ブロックは置き方によって同じ位置でも様々な方向を狙って配置できることがわかった。だけど階段ブロックの魅力はこれだけじゃあない。
正直、これまでの話は単なる置き方の問題であって、俺様が最初に宣言したような「建築物の見栄えがよくなる」ものとしてはいくらか物足りなかっただろうと思う。
これから紹介するものこそ、階段ブロックにしかできない魅力だから、是非体得してほしい。
このように横にならんだ階段ブロック、隣の地面を狙ってもうひとつ配置すれば…
当然こうなる。
上面を狙っているから通常向きとなり、段はこちらを向いている。
では、今度は90度真横へ移動して、上の写真の方から階段ブロックを置いてみよう。
順当に考えれば…
このように階段ブロックが配置されるはずである。
では、階段ブロックを隣接して置いてみよう。
ここを狙って……
ドンッ!!
な、何イィィィ~~~ッッッ!!!バカなッ!!こ、これは『どっち向き』なんだッッ!!?? 段が途中で『途切れて』いるッ!!!
あ、ありのまま、今起こったことをはなすぜ…
オ、オレはこっちに段を向けようと思ったら、左にも段が向いていた
何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をしたのか分からなかった
そう!これが、階段ブロックのもう一つの魅力ッッ!!『段の連結』であるッッ!!!
1:階段ブロックが隣接していること
2:上下の向きが同じであること
3:90度だけズレた向きであること(つまり180度は無理)
この3つの条件がそろった時、階段ブロックは段の連結を行うって訳だ。
先程は右側から階段ブロックを配置したが、[条件2]90度のズレで良いならば、左側からでも可能ということになる。
写真のような位置から地面(上面)を狙って階段ブロックを置くと…
こんどは内向きに段が曲がったように配置された。
階段ブロックを置いた位置は同じ、狙った面は上面と、この二つに変わりはない。
違うのは「自分が右側か左側かのどちらから配置したか」の差でしかない!!
最初のルール!!段は自分のいる方を向く、に沿ってあくまでも階段ブロックは設置者の方を向こうとしているという訳だな!
そのまま反対を向いて設置すれば……
ベンチのような段ができあがる
手前に3つ階段ブロックを並べて…
もうひとつベンチを作れば
バスタブのようなものを表現することもできる。
この『段の連結』を活用することで、より細かい段を表現できることがわかるだろう。
つまりアンタの建築物がより精彩さを持つって寸法だ!!これは極めて損はないな!!
4:活用例
こうしたブロックによるシンプルな屋根を作っていた場合、階段ブロックを使えばより滑らかな屋根を表現できるぞ!
ギザギザの大きい場所へ階段ブロックを配置するだけでも、だいぶ柔らかくなる。
頂点にハーフブロックを置いてもいいんじゃないか?
もし内側も気になるなら、この位置を狙ってみよう。
ギリギリまで壁に近寄り(写真の奥側を確実に向くように)、1段目の石ブロック側面をとらえ、上半分を狙って階段ブロックを配置する。
このようにして、内側に丸みを持たせることもできる。活用次第だ!
まだこの中央部分が気になる? ならばこんなのはどうだろう?
一番手前、天井部分の下面を狙って階段ブロックを配置すると…
何もないよりはそれっぽい屋根になっただろうか。
また逆向き階段ブロックを2つ向き合わせれば、ちょっとしたテーブルのようにも使える。だが、逆向き階段ブロックをどう置くかが問題になる。
そんな時はいったん、仮の土台(ここでは石レンガブロック)を置いてやろう。反対向きも同じようにすれば、向き合った逆向き階段ブロックを設置できる。終了後は土台を撤去すればいい。
建築物の入口に丸みを持たせた例
丸の位置に逆向き階段ブロックを置くだけでアーチのような演出ができるな!
またこの部分は、側面から配置して『段の連結』を発生させたものである。
ただ横並びに階段ブロックを配置するよりも、より建築意匠のような趣が出ると思うがどうだろうか?ちょっとした部分かもしれないが、こうした積み重ねが全体の雰囲気を少しずつ整えてくれるぞ!!
以上が階段ブロックの活用例だ、想像以上に可能性があると実感しただろう?フフハハハハ!!建築欲が高まってきたに違いない!!
階段ブロックを使ったイケてる建築物ができたら、ぜひこのクラフト・ボスまで教えてくれよな!!じゃあ、楽しみに待ってるぜ。ご安全に!!
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